息子と娘が一人ずついる4人家族の父です。
息子と自然体験をテーマに旅をしています。
Google Map を眺めていると、長崎県の北に島が2つ浮かんでいることに気づきました。
壱岐と対馬ですね。
島が好きで、「どんな島だろう?」と気になったので、今回は息子と一緒に対馬を旅してきました。
壱岐ではなく対馬にした理由は、対馬に息子と山登りするのにちょうどよい高さの山があったからです。
韓国に最も近い島、という点も面白そうに感じました。
今回の旅では対馬から博多への帰りの船が突然欠航になり、最終日に予定していた場所に行けませんでしたが、こういった際の対応について今後の旅に活かせる学びが得られました。
対馬への旅を計画されていたらぜひ参考にしてみてください。
小学5年生の息子について
息子の体力
これまで下記の経験をしています。
旅行だけでは頻度が少なく体力が向上しないので、この頃から週末に日帰りで行ける低山登山を始めました。
5時間くらいなら心配なく歩ける体力があります。
息子の持ち物
登山靴を新調しました。
以前、靴擦れによる痛みが原因で登山開始後30分で下山になったことがあり、「サイズが合わなくなったかな?」と思い、靴を新調することに。
新しい登山靴は普段履いていたものより山道を断然歩きやすく、雨に降られたり水溜りを踏んだりしても水が染みこまない、と息子は喜んでいました。
重量も軽いので旅の間はこれ一足だけで登山以外の時も履かせていましたが、本人は全然問題ないとのことです。
靴擦れも起きず、以前より安心して山に登れるようになったので購入して正解でした。
登山靴には捻挫などの怪我からも守ってくれる効果もあるので、よいものを準備してあげたいです。
旅の計画
対馬で何する?
旅程はいつも自然体験を中心に組むようにしており、対馬について調べてみて以下2つを旅のメインとしました。
行きたいところ 優先度 -高-
- 白嶽(○)
- 金田城(✖️)
()内の○は実際に行けたところ、✖️は行けなかったところ
白嶽(しらたけ)
引用:対馬観光物産協会
洲藻白嶽原始林
https://www.tsushima-net.org/tourism-history/shiratake
白嶽があったので壱岐ではなく対馬への旅を決めました。
対馬には他にも龍良山(たてらやま)や御岳(みたけ)といった魅力的な山がありましたが、白嶽が頂上からの見晴らしが一番よさそうでした。
金田城跡
引用:対馬観光物産協会
金田城跡
https://www.tsushima-net.org/tourism-history/yamashiro-kaneda-castle-ruins
金田城跡は2時間程度の軽い登山ができ、城跡も見られます。
歴史好きの息子にとって一石二鳥な場所です。
行きたいところ 優先度 -低-
あまった時間で下記の中から行けるだけ行ってみようと計画しました。
- 対馬博物館(○)
- 豆酘崎(✖️)
- 韓国展望所(○)
- 豊砲台跡(✖️)
()内の○は実際に行けたところ、✖️は行けなかったところ
現地で何人かの方に「おすすめの場所はどこですか?」と聞いたところ、上記をおすすめされた(正確には対馬博物館はされていない)ので初めて対馬に行く人にとって間違った選択肢ではなさそうでした。
対馬博物館
常設展で対馬の歴史を古代から近現代まで紹介しているので、対馬の歴史を概観するのによいところでした。
豆酘崎(つつざき)
対馬の南端です。島の端っこから水平線を眺めたいなと思い選びました。
韓国展望台
対馬の北端に近い場所で、天気がよいと対岸に韓国が見えるそうです。
自分が行ったときは白い影が見える程度で息子と「あれが韓国かなー」と話していました。
2日目に泊まった宿のご主人に、冬には韓国のお祭りの花火まで見えるんだよ、と写真を見せてもらいました。
豊砲台跡
当時は世界最大の砲だったそうです。韓国展望台から近いのであわせて行こうと思いました。
これも宿のご主人から聞いたのですが「砲台の中に入ると真っ暗なんだけど照明のスイッチがあるからそれで電気をつけてください。気づかずに帰ってしまう人がいるのでもったいないですよ。」とのことでした。
時間が足りず半分くらいしか行けなかった
できれば上に挙げたすべてを回りたかったのですが、悪天候や船の欠航などがあり、半分くらいしか行けなかったのが残念です。
これも旅ですね。
福岡から対馬へは船と飛行機どちらがいい?
2泊3日の旅なら飛行機がおすすめ
福岡から対馬までは、
- 博多港から船で対馬に行く(福岡空港から博多港まで電車などで30分ほど)
- 福岡空港から飛行機で対馬に行く
の2つの方法が取れます。
ぼくたち親子は、1の船で対馬まで行きました。
飛行機や船など様々な乗り物に乗ることで旅をしている感があっていいなー、と思っていたからです。
ただ旅を終えてみて今回の旅では飛行機を使った方がよかったかなと思いました。
理由は2つあります。
理由① 対馬に午前中に到着できるし、帰りも午後まで対馬に滞在できる
船を使うと対馬に到着するのが午後になってしまいますが、飛行機を使うことで午前中に到着することができます。
帰りも飛行機の方が便数が多いので、時間ギリギリまで対馬を楽しめます。
旅行日数が2泊3日と短く、現地の滞在時間をできるだけ長くしたいなら飛行機がよいです。
理由② 飛行機は船より欠航になりにくい印象
今回の旅では帰りの船便が急に欠航になりました。
晴天だったのですが、海が時化っており船を出せなかったようです。
一方で飛行機は運航されており、「強風により揺れます。」とのアナウンスはありましたが予定通り飛んでくれました。
仕事や子どもの学校などがあって休みを延長しづらいようであれば、飛行機の方が安心かもしれません。
飛行機がよいと書いたけれども
効率優先ではなく船を選んで移動を楽しむのもよいと思います。
行きは船、帰りは飛行機というパターンも料金は大きく変わらないので、どちらの良さも取れてよいかもしれません。
旅のスタイルに合わせて決めたいですね。
島へのフライトは株主優待券を使うのがお得?
旅の終わりで船の突然の欠航により飛行機に振替えるアクシデントがありました。
無事帰宅できましたが、航空券代で約3万円の追加出費が発生したのが痛かったです。
もっと安く抑える方法はなかったのか振り返ってみてたどり着いた結論は株主優待券の活用でした。
セールと株主優待券で金額に大きく差が出ない近距離フライト
ANA も JAL も航空券のセールを実施するので、価格面において株主優待券の嬉しさは小さくなりました。
しかし博多空港から対馬空港のような近距離においては正規料金が比較的安いので、セールと株主優待券を利用した時の料金に大きな差はないように感じます。
株主優待券を使うことで、フライト直前に予約してもセールに近い金額で席を取れるかもしれないので、突然の欠航などで慌てていても株主優待用の座席が余っていないか要チェックですね。
株主優待券が手元になくてもなんとかなる?
株主優待券を利用するには株主優待番号が必要ですが、ネット検索すると代金振込後すぐに株主優待番号を通知してくれるサービスがあるようでした。
利用したことがなく信頼性がわかりませんが、旅先で株主優待券を持っていない!というときに役立ちそうです。
株主優待券の中古価格は低迷し続けているので安く手に入りますしね。
といっても、株主優待用の座席数は決まっているようなので、フライト当日だと空席があっても株主優待枠は残っていないかもしれないのでうまくいくかは運次第になりそうです。
旅の様子は次の記事に
以上で対馬の旅の準備編は終わりになります。
実際の旅の様子については次の記事にまとめしたので、よければそちらもぜひ読んでください。
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