息子と娘が一人ずついる4人家族の父です。
父と息子の二人で自然体験をテーマに旅をしています。
この記事では、小学3年生の息子と一緒に屋久島を旅した際の体験を書いています。
屋久島が息子との初めての二人旅でしたので、二人だけでうまくやっていけるか不安がありましたが、終わってみたら「来てよかったー!」と心から思える旅になりました。
初二人旅について実体験を元に書いていますので、子どもと屋久島に行かれる方の参考になれば嬉しいです。
小学3年生の息子について
小学3年生の息子の運動経験はこちらになります。
- 習い事で毎週水泳をしている
- 習い事で野球をしているが、参加頻度は低く月2程度
運動は好きですが、トレッキングや登山経験はなくこの旅で初めてチャレンジしました。
トレッキングは苔むす森・太鼓岩コースがおすすめ!
- 苔むす森・太鼓岩コースは4、5時間ほどの距離でちょうどよい
- 太鼓岩まで行かず、苔むす森で引き返すお手軽プランにもできる
せっかく屋久島に行くなら縄文杉を見たいと思います。ですが、縄文杉トレッキングは往復10時間が目安になり大人でも大変です。
トレッキングが初めての息子が挑むにはハード過ぎるので、往復4、5時間が目安の苔むす森・太鼓岩コースが妥当だろうと考えました。
また、ジブリの「もののけ姫」に出てくる森のような雰囲気と言われてる苔むす森は、ジブリ好きの子どもに興味を持って歩いてもらえます。
またこのコースでは、苔むす森を一旦のゴールとし体力に余裕があれば太鼓岩まで行く、なければ苔むす森で引き返すこともできます。
息子は「苔むす森・太鼓岩コース」を5時間ほどで歩き切ることができました。
最後まで歩けた要因として上に書いた理由以外にも、苔むす森がコース途中での目標となり、飽きずにいられたこと。そして、太鼓岩が達成感を味わえる見晴らしのよいゴールになっていたこなとが挙げられます。
太鼓岩に出た瞬間に、木々に囲まれ遮られていた視界が広がり、開放感から疲れが吹き飛びます。
といっても、トレッキングが終わり宿に戻ると、息子は「もう動けない!」と疲れ切った様子だったので、体力的にちょうど限界のコースだったようです。
ぎりぎりのところでやり遂げられたからか、息子の顔には達成感が広がっており、充実した様子がうかがえました。
でも一歩間違えると辛すぎて「もう二度とやりたくない…」となった可能性もあった気がします。よかった。
ガイドさんはお願いしたほうがよい?
- ガイドさんはいなくてもなんとかなった。結果的に2人でよかった。
息子と2人だと漠然とした不安があったので、ガイドさんをつけようと考えていましたが、手配が間に合わずガイドさんなしで登りました。
いざ現地に行ってみると夏休みシーズンということもあり登山客が大勢おり、また登山ルートも明確で不安は和らぎましたし、実際に怪我や危険はありませんでした。
また2人だけだったので息子の疲れ具合に合わせてこまめに休憩を取っていましたが、ガイドツアーでは集団行動のため休憩ポイントが計画されている様子でした。
もしツアーに参加していたら周りのペースに合わせる必要があり、息子に無理をさせることになったかもしれません。
なので個人的な感想としては、2人だけでよかったなと思いましたし、2人だけでできた、と自信をつけられました。
もちろん、ガイドさんがいると緊急時に助けてもらえるので、お願いした場合は安心感が全然違うと思います。
子どもと自分の体力を考慮して決めるのがよいですね。
息子の持ちもの
- 装備が揃ってなくても屋久島のレンタルショップで借りられる
初めてのトレッキングだったので、服装は自分で準備
- 帽子
- 発汗性のシャツ
- 短パン
- スパッツ
- 靴下
山に行くのに必須の下記アイテムは宿の近くにあるレンタルショップでトレッキング前日にお借りしました。
- レインコート
- 登山靴
宿、アクセス、ご飯の調達など
屋久島滞在中は下記のお宿にお世話になりました。苔むす森・太鼓岩コースのスタート地点まで行くバスのバス停もすぐ近くにあります。
スーパーが近くにあり、トレッキングの時に食べるお昼はここで調達しました。
旅を終えて
思いつきでやってみた初めての子連れトレッキングでしたが、歩き切った時の息子の誇らしげな顔からこの数時間で成長したように感じられました。これからもアウトドアを通して息子の成長を見続けたいと思った瞬間でした!
子連れアウトドアに興味があればぜひ。
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